お疲れ様です。
ていたく(@teitaku_garden)です。
今回は日本の配当成長株銘柄として『東計電算(4746)』について検討していきます。
”配当成長株”は、現在の配当利回りがイマイチでも将来の企業成長(株価上昇+増配)に期待する銘柄のことです。(私の勝手な解釈なのでその点はご了承ください)
*本記事に特定銘柄の購入を推奨する意図はありません。
東計電算(4746)
企業概要
東計電算は、会計・人事・給与関連のアプリケーション開発 及び 自社データセンターを活用したクラウドサービス、ネットワーク構築・運用サービスなどITビジネスアウトソーシングサービスを提供している企業です。
東計電算 全体の売上高は158億48百万円、営業利益は29億03百万円 です。 (*2020年12月期)
事業セグメント売上比率は
★情報処理・ソフトウェア開発
売上:142億82百万円
利益:26億61百万円
★機器販売
売上:11億80百万円
利益:1億75百万円
★リース等その他業務
売上:3億85百万円
利益:66百万円
*2020年12月期決算を参照
株価情報【2021年9月17日時点】
2021年9月17日時点の週足チャートは下記になります。

テクニカル分析的には
週足MACDはシグナルを上抜け良好。
週足RSIは54付近で可もなく不可もなく。
短期的には”若干”上昇傾向かな?と言ったところでしょうか。
PBR:1.59倍
利回り:2.54%
時価総額:460億円
決算情報【2021年9月17日時点】
続いて決算情報の推移を見ていきます。
個人的な投資方針(配当成長株の場合)はこちらです。参考程度に見てください。
・EPSの推移(増加傾向か?)
・ROEが10%前後かそれ以上
・配当利回りが2.5%以上
・自己資本比率が40%以上(業種による)
・ビジネスモデルは今後も伸びそうか?
*下記 決算情報は『IR BANK』より引用しています。
売上高、営業利益(率)

売上高は直近5年間では右肩上がりで増加しています。(5年間で約1.25倍)
営業利益は5年間で1.19倍。利益率は20%前後を推移しています。
利益のほどんどは「情報処理・ソフトウェア開発」事業で稼いでいる状況です。ソフトウェアパッケージのシェア拡大、クラウドサービスのライセンス売上の拡大が今後の成長のカギとなりそうです。
EPS、ROE

EPSは2012年以降で年々増加傾向です。(2020年はコロナの影響でEPS減少⤵)
ROEは9%台で推移しており、投資基準としてはギリギリ許容範囲だと思います。
自己資本比率、営業CF

自己資本比率は80%台で推移しており、財務状況は好調です。(素晴らしいですね)
営業キャッシュフローも危なげなく毎年プラス域を維持しています。
配当金、配当性向

配当金は2014年以降 毎年増配実績ありで、7年連続増配中です。
配当性向は最大40%ほどで増配余地は残されている状況です。
結論
東計電算は結論として・・・
投資判断は「良」ですね。
*(優)(良)(可)3段階
その理由として、
①営業利益率が高い(直近5年間で20%前後を推移)
②自己資本比率が高い。(80%以上をキープ)
③「着実な業績成長」+「好財務」で安定した経営状況
東計電算はバランスの取れた安定感のある企業だと思います。現在の株価に割安感はありませんが、将来的に株価成長+高配当に期待できる銘柄だと思います。まずは監視銘柄として注目していきます。
以上、参考になれば嬉しいです。
他の注目銘柄はこちらの記事で書いています。

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では では
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