お疲れ様です。ていたく(@teitaku_garden)です。
今回は個人投資家向け株式情報サイト「株探(かぶたん)」についてご紹介します。
日本の個別株へ投資されている方は必見のサイトです!
私も日本の高配当銘柄へ投資する際、企業分析ツールとして大変お世話になっています。
株式情報サイト『株探(かぶたん)』
株探とは

「株探」は株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイドが運営する個人投資家向け株式情報サイトです。
銘柄概要、株価チャート、企業ニュース、業績推移など投資に必要な情報がシンプルにまとまっており、とても使いやすいサイトです。
特に私が気に入っている部分はこちらです。
2.銘柄比較機能が豊富(各業界ごとに配当利回り順で表示できる など)
特に業界ごとの配当利回りソート表示は高配当株へ投資する際、とても参考になる情報です。
サイトの使い方

今回は「三協フロンテア(9639)」を検索した場合を参考にします。
主に上記①~⑤の部分を見ていきます。
①基本情報

基本情報タブでは、簡潔に企業の業務内容が記載されている為、初めて検索する銘柄がどんなビジネスをしているかを把握することができます。詳しく調べたい場合は「会社サイト」のURLから企業ホームページへアクセスしIR情報などを閲覧する形になります。
また、その企業に該当するテーマが表示されている為、テーマ毎に銘柄比較することも可能です。
②チャート

チャートタブでは、株価の推移を確認できます。
テクニカル分析をする場合は参考になります。(移動平均線など)
③決算

決算タブでは、直近4年分と今期(予想)の決算概要が確認できます。
注目すべきは「売上高」「営業益」「修正1株益(EPS)」「1株配当」になります。
基本的にはどの項目も右肩上がりになるのが理想です。
三協フロンテア(9639)は業績も1株配当も伸びているので、この調子で業績が推移すれば、「株価成長+高配当化」に期待できる銘柄だと思っています。
ただ今期の決算の数字は見込みなので、現状の業績を確認するためには「3ヵ月決算」の欄を確認します。

ここでは前年同期比で比較します。例えば「20.04-06」は「19.04-06」と比較します。
「20.07-09」も同様に「19.07-09」と比較します。どちらも前年同期比でプラスです。
これらの情報から2020年前期の業績は比較的好調だと判断します。
また、一番右の「売上営業損益率」にも注目です。この数値で利益率が確認できます。
企業の収益性がざっくりわかるので確認すべき項目です。(10%以上は欲しいところです)
最後に「財務」の欄を確認します。

ここでは「自己資本比率」と「有利子負債倍率」を確認します。
自己資本比率は、企業の総資本のうち自社調達の資本がどの程度あるかを示す割合です。自己資本比率が高くなれば企業の財務状況が安定します。60%以上で優秀、80%以上で超優等生ですね。
有利子負債倍率は、年間に稼いだ利益の何倍の有利子負債(借金)があるかを示す指標です。ゼロに近づくほど借金の比率が小さいということです。
負債倍率が少ない方が財務優良企業です。ただ 不動産業界など特定の業種では負債倍率が元々高くなるビジネスも存在する為、銘柄を比較する際は留意する必要があります。
④大株主

大株主タブでは、持ち株比率の順番で株主名を確認できます。
ここで見るべきポイントは、「筆頭株主は誰か」という点です。
三協フロンテア(上記)の場合、筆頭株主は創業者(長妻さん)になります。
*「㈲和幸興産」は三協フロンテア会長 長妻和男さんが代表を務める団体です。
創業者が筆頭株主の企業は、将来の業績拡大&株価上昇に期待できると私は考えています。
例えば、
・ユニクロを運営する「ファーストリテイリング」の柳井さん
・「ソフトバンクグループ」の孫さん
のように現在の日本を代表する企業(時価総額上位)は創業者が筆頭株主の場合が多いです。
仮に皆さんが企業の創業者(社長)で筆頭株主の場合を想像してみてください。
会社の業績を拡大させることができれば、社長としての報酬以外に株価高騰や配当などの実益が創業者(自分)に多く還元されるわけですから、必然的にサラリーマン社長よりも結果(業績)にコミットする意識が強いはずです。この点が株主から見ればプラス材料になりやすいというわけです。(もちろん創業者が筆頭株主である企業がすべて良いというわけではありません。)
⑤「サービス業」(業種)

「サービス業」をクリックすると業種ごとの銘柄一覧が表示されます。(上記の画面)
ここで一番右の利回り「↓」をクリックすると、サービス業の中で配当利回りランキングを表示することができます。高配当株の優良銘柄を探すときは結構使える機能です。
高配当株投資では配当利回りが高い順に購入することはおすすめできません。高確率で失敗します。
決算情報,ビジネスモデルの将来性などをもとに総合的に判断するようにしてください。
まとめ
今回は有望株の発掘ツールとして『株探』をご紹介しました。
私は高配当株投資を実践中の為、株探の株式情報はとても参考になります。
「株探」の良いところは
・知りたい情報がまとめて入手できる
・銘柄比較機能が豊富(業界ごとの利回り順 表示機能など)
です。
個別銘柄へ投資を行う場合は、最低限の情報収集は必須です。
他人のおすすめ銘柄を盲目的に購入していると失敗したときに後悔します。
自分で調べて納得した上で購入すれば、勉強にもなり良い結果を招きやすいです。
株探のような情報ツールをうまく活用しながら自分なりの投資基準を探してみてください。
以上、参考になればうれしいです。
日本の高配当株投資を少額から始める場合はSBIネオモバイル証券がおすすめです。
是非活用してみてください。
では では
コメント