お疲れ様です。
ていたく(@teitaku_garden)です。
今回は日本成長株 注目銘柄として『Hamee(3134)』について検討していきます。
*本記事に特定銘柄の購入を推奨する意図はありません。
Hamee(3134)
企業概要
Hameeはモバイルアクセサリーグッズの企画・製造・販売を行う「コマース事業」、ネットショップ一元管理システム(NEXT ENGINE)を始めとするEC支援システムの開発・提供を行う「プラットフォーム事業」の2本柱が主な収益源です。売上比率はコマース事業が約80%、プラットフォーム事業が約20%を占めます。現状はスマホアクセサリー屋さんと言えますね。スマホカバーなどはスマホの新機種が発売される毎に売れる可能性が高いので意外と良い商売かもしれません。(市場シェアをある程度取れればの話です)
また、EC支援システムの「NEXT ENGINE」は、Amazonや楽天などのECサイトに多店舗展開している企業向けに受注~在庫~決済まで一元管理できるクラウドサービスです。個人的にはプラットフォーム事業の方が今後の収益基盤になるのではないかと予想しています。ECサイトの一元管理は便利そうですよね。(使ったことはありませんが。。)
株価情報【2021年8月20日時点】
2021年8月20日時点の週足チャートは下記になります。

テクニカル的には
週足MACDは2021年1月以降 横ばいトレンドでしたが、8月に入って少し上向いてきました。
週足RSIも8月中旬頃に50を回復しています。
短期的には少し期待できる状況ですね。
PBR:3.91倍
利回り: 1.30%
時価総額:258億円
決算情報【2021年8月20日時点】
続いて決算情報の推移を見ていきます。
個人的な投資基準(成長株の場合)はこちらです。参考程度に見てください。
②売上高 前年比プラス成長(直近5年)
③営業利益 10%前後 or それ以上
④ROE 10%以上
⑤自己資本比率 40%以上
⑥営業CFが常にプラス域
⑦時価総額 500億以下
*下記 決算情報は『IR BANK』より引用しています。
売上高、営業利益(率)

売上高は2010年以降 きれいな右肩上がりで推移しています。(直近10年で約3.5倍)
営業利益率は2017年以降 10%overをキープしています。収益性は問題ないですね。
EPS、ROE

EPSは年々増加傾向で、2016年~2017年にかけて約2.6倍になっています。(直近10年で約9.9倍)
2017年以降は海外向けの収益が伸びているようですね。
ROEも2017年以降は20%overをキープしています。
自己資本比率、営業CF

自己資本比率は年々改善傾向で、2021年時点では70%を超えています。財務状況は良いですね。
営業CFは他の項目と同様に2017年以降で増加傾向です。(2014年だけマイ転していますが許容範囲ですね。)
まとめ
Hameeの投資判断は・・・
現時点で「良」ですね。
*(優)(良)(可)3段階
その理由は
<ポジティブ要素>
①売上高が順調に成長中(直近10年で約3.5倍)
②収益性が高い(直近10年でEPS 9.9倍 ROE 20%over)
③財務が安定(自己資本比率 70%over)
<ネガティブ要素>
①PBRが3.91倍で少し割高傾向
②日本市場の地合いが悪く、業績が良くても株価が反応しない可能性。
Hameeは「監視銘柄」として今後の株価動向を注視したいと思います。
以上、参考になれば嬉しいです。

良かったらTwitterフォローお願いします!
@teitaku_garden
では では
コメント