お疲れ様です。
ていたく(@teitaku_garden)です。
今回は日本成長株 注目銘柄として『オークファン(3674)』について検討していきます。
*本記事に特定銘柄の購入を推奨する意図はありません。
オークファン(3674)
企業概要
オークファン
<事業内容>
700億件の商品売買データを活用したEC支援ソリューション 及び 商品流通フラットフォームの提供
<業種>情報・通信業
<会社サイト>https://aucfan.co.jp/
オークファンは、創業14年目のIT企業です。
700億件を超える商品実売データとAI技術を活用して、小売 / 流通業向けのEC支援ソリューションを提供しています。顧客層は中小企業・個人事業主が中心です。また、AI、フィンテック、シェアリングエコノミーなどのITテクノロジー領域において将来性のある国内外のベンチャー企業に向けた投資、アドバイザリーを行っています。
★事業セグメント(収益モデル)
①在庫価値ソリューション事業(月額課金収益(SaaS))
ネットショッピング・オークションの相場、価格検索サービスの提供など
②商品流通プラットフォーム事業(売買収益と手数料収入)
ショッピングサイト「Otameshi」の運営や「NETSEA」などのBtoB卸売仕入れプラットフォームの提供など
③インキュベーション事業
将来性が高い国内外のベンチャー企業や起業家向けに、資金調達、経営支援、M&Aアドバイザリーなどを提供
株価情報【2021年7月21日時点】
2021年7月21日時点の週足チャートは下記になります。

テクニカル的には
週足MACDは直近の半年間で下落トレンド。直近でシグナル上抜けるか注目です。
週足RSIは21付近で依然下落トレンドです。
PBR:2.04倍
利回り:- %
時価総額:134億円
決算情報【2021年7月21日時点】
続いて決算情報の推移を見ていきます。
個人的な投資基準(成長株の場合)はこちらです。参考程度に見てください。
②売上高 前年比プラス成長(直近5年)
③営業利益 10%前後 or それ以上
④ROE 10%以上
⑤自己資本比率 40%以上
⑥営業CFが常にプラス域
⑦時価総額 500億以下
*下記 決算情報は『IR BANK』より引用しています。
売上高、営業利益(率)

売上高は、創業来(2008年以降)13期連続増収を達成しています。成長率はピカイチですね☆
営業利益(率)も増加傾向で、直近では利益率も10%を超えています。
また、オークファンのビジネスモデルとして「企業在庫の流動化促進により廃棄ロスの削減に貢献している」という点においては、SDGs関連銘柄だと言えます。(ESG投資)
EPS、ROE

EPSは直近10年で10円~40円の幅で推移しています。きれいな右肩上がりではないですが、着実に増加している印象です。(今期は77円と大幅増の予想です)
ROEは今期こそ10%越えの予想ですが、直近5年間の数値を見るとROE10%以下になる年がちらほらあります。この点はマイナスポイントですね。
自己資本比率、営業CF

自己資本比率は直近5年間で40%~60%の幅で推移しています。財務状況は安定していますね。
営業CFは2019年9月期のみマイナス域に転落しています。残念ポイントですが、マイナス額が600万円ぐらいなので許容範囲かなと思います。
まとめ
オークファンは結論として・・・
投資判断は長期的に「良」ですね。
*(優)(良)(可)3段階
その理由は
①売上高の成長率が高い(創業来13期連続増収)
②財務状況が安定(自己資本比率40%~60%)
③SDGsに関連したビジネスモデル(ESG投資)
直近の株価チャートは下落トレンドの為、投資判断はしばらく様子見ですね。ただ、PER 16.4%とグロース株の割には、少し割安感もあります。上昇トレンドに転換すれば上昇幅は大きいかもしれません。
以上、参考になれば嬉しいです。
他の注目銘柄についてはこちらの記事で書いています。

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では では
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